昔、夏休みには子供は日焼けで真っ黒になるのが当たり前でした
しかし、現在ではオゾン層の破壊等でちゃんとした日焼け対策が必要となっています。
夏を楽しく快適に過ごすためにも、日焼け止め対策は十分にしましょう!
日焼けとは・・・
皮膚の中にある「色素細胞」が、太陽の紫外線によって「
メラニン色素」を作り、日焼けで肌が黒くなります。
このサイトでは、日焼けについて再認識してから、日焼け防止商品を購入するためのページです。
皮膚とは・・・
皮膚は表面から深部に向かって
「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からなります。
そのなかで、紫外線などの有害な刺激から体を保護しているのが
「表皮」です。
「表皮」は、
「角質層」「淡明層」「顆粒層」「有蕀層」「基底層」の5層からなります。
表皮細胞は「基底層」で生まれ、「有蕀層」、「顆粒層」、「淡明層」、「角質層」へと押し上げられていき、やがて「角質層」からアカとなって剥がれ落ちます。
この新陳代謝サイクルを
「ターンオーバー」といい、
28日周期で新しい皮膚が誕生します。
正常な
「表皮」では、細胞の増殖は
「基底層」でのみ起こっていて、基底細胞とともに「基底層」に存在する
「メラノサイト」(メラニンを産出する細胞)が日焼けに関係する
「メラニン色素」を産生します。そして、基底細胞にあるメラニン顆粒が「表皮」の色素を構成します。
【皮膚のポイント】日焼けのメカニズムは、「基底層」にある基底細胞の間には点々と存在する「メラノサイト」がつくる
メラニン色素が深く関係している!!
紫外線とは・・・
太陽光は波長の長さから、
「紫外線」(ultraviolet rays)、
「可視光線」(visible rays)、
「赤外線」(infrared rays)にわけることができます。
肌に働きかけるのは、「赤外線」と「紫外線」で、「赤外線」は熱作用で体を温め、毛細血管を広げて新陳代謝を盛んにする働きがあります。
「紫外線」は波長の短い光で、さらに「短波長紫外線【UVC】(200〜280nm)」 、「中波長紫外線【UVB】(280〜320nm)」、「長波長紫外線【UVA】(320〜400nm)」に分けることができます。日常浴びている紫外線は
【UVA】と【UVB】で、【UVC】はオゾン層に阻まれ地上に届くことはありません。
しかしここ数年、フロンガスの増加によってオゾン層が破壊されて【UVC】が地上へ達して、人体に悪影響を及ぼすことが問題になっています。
(【UVB】はガラスで遮られるが、【UVA】のほうは通り抜けるため、窓ガラス越しの日光浴でも、シミなどが濃くなることがあります。)
日焼けで肌が黒くなる仕組み
まず、皮膚が紫外線を浴びると、「角質層」が紫外線を反射して、体内に入り込む量を少なくします。
「角質層」をくぐり抜けてきた紫外線は、さらに皮膚の内部に入ってきます。
しかし、紫外線に対して
「メラノサイト」が
「メラニン色素」をつくり出して
紫外線を吸収し、「真皮」への
侵入を防御します。
このように、直射日光を浴びた皮膚の内部では、
「メラノサイト」が活動し、「メラニン色素」を増産します。
そして、皮膚の中に
「メラニン色素」が沈着して
肌の色が次第に濃くなるのです。これが、
「日焼け」です。
しかしながら、嫌われものの
「メラニン色素」は、紫外線から皮膚細胞が破壊されることを防ぐというとても大切な役割を果たしているのです!!
逆に、紫外線を浴びなくなると「メラノサイト」は「メラニン色素」をつくるのやめ、皮膚のターンオーバ(新陳代謝)により、メラニンは自然と表皮へ押し出され、角質となって肌から剥がれ落ちていきます。
日焼けの種類
夏、海辺などで肌を黒く焼く作用を
「サンタン」といいます。
【UVA】が表皮中の
「メラノサイト」に働きかけた結果起こります。
一方、真っ赤になって水ぶくれを起こす作用は
「サンバーン」といい、
【UVB】のしわざです。
「サンバーン」には、
【遅延的黒化】と【即時的黒化】と2つに分けられます。
【遅延的黒化】
「サンバーン」によって赤くなった肌は次の日をピークにだんだんひいていく。しかし、3、4日たつと肌が茶褐色に変わる。これを
【遅延的黒化】と呼びます。
【遅延的黒化】は、肌の色はだんだん濃くなっていくが、6〜7日目にピークに達し、やがてだらだらと色あせていきます。
【即時的黒化】
皮膚の中で新しい
「メラニン色素」がつくられるのではなく、既に形成されていた
「メラニン色素」をさらに濃くする作用のことでする。浴びる光線の量が少なければ、数分程度で色あせます。
「紫外線」のもたらす影響について・・・
では、どのように日焼け対策をすればいいの・・・?
【UVA】
・波長が長いため、肌の奥の方までとどき、
コラーゲンを破壊し、シワ、タルミを作ってしまいます。この影響を
「光老化」といいます。
・メラニン色素により皮膚を黒くする。その結果、
シミ・ソバカスを悪化させてします。
・
窓ガラスを透過するので、室内にいても浴びてしまう。
曇りの日でも量は変わりません。
【UVB】
・ビタミンDの生成を促す。カリウムやカルシウムの増加を促進する。
・
遺伝子を損傷させたり、炎症、皮膚がん、白内障の原因となります。
・窓ガラスでほとんど吸収されるので、
室内には入ってきません。曇りの日は、量が3分の1になります。
・皮膚の表面までとどくので、赤くなってはれたり、
「メラノサイト」を刺激して「メラニン色素」を作らせます。
【UVC】
いまのところ、オゾン層で吸収されるため、地上には届いていない。
皮膚がんの原因となる。
紫外線量について
一年のうちでは、春先の3月にぐっと増えて6月にピークを迎えて8月までは多く、9月以降、ようやく減少し始めます。
一日のうちでは、日差しの強い午前9時〜午後3時が多い時間帯といえます。
最も紫外線が強いのは、夏ですが、
ほかの季節でも以外と紫外線が強く、夏だけの紫外線対策では不十分です。
といのも、紫外線量の多い場所というのがあるのです。要は、紫外線の反射率によって、紫外線量が倍増します!!
・スキー、スノーボード場では、雪。 |
90〜100 % |
・夏場の海水浴での海面。 |
30〜 40 % |
・学校のグランド。乾いた砂 |
25〜 35 % |
・日常生活では、道路、コンクリート。 |
15〜 25 % |
・日常生活では、道路、アスファルト。 |
10〜 20 % |
・お父さんのゴルフ。芝生。 |
1〜 5 % |
そして、山などに行くとき、高度が1000m増えると、紫外線量は10%upします。
ということで、日焼け対策、防止策!
日焼け予防には、
衣類、日傘、サングラスなどの使用と、
UVカット商品の利用の
2通りです。
日焼け止め商品の正しい選び方
紫外線は全ての肌老化の原因といっても良いでしょう。
シミはもちろん、シワやたるみの原因にもなります。
そのため紫外線を防ぐことが、いつまでも若々しくいるための必須条件とも言えます(^−^)
これ以上、肌にダメージを与えない為にも積極的に紫外線対策に取り組みましょう!
お勧め日焼け止め商品のご紹介。
下記項目についてもお教えします。
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